人と関わるということを大切にしていく
ひとそれぞれに人生があります。
そして、そのものがたりは 多種多様です。
だからこそ、「病気をみる専門家」である前に、「病気をもった人と関わる」ということを、わたしたちは、大事にしていきたいと考えています。
所長 佐藤 伸彦
佐藤 信彦(さとうのぶひこ)プロフィール
- 昭和33年東京生まれ。
- 国立富山大学薬学部卒業後、同大学医学部卒業
- 平成2年同大学和漢診療学教室の研修医を皮切りに、成田赤十字病院内科、飯塚病院神経内科などを経て、富山県砺波市 砺波サンシャイン病院で副院長として、高齢者医療にかかわる
- 市立砺波総合病院地域総合診療科部長、外来診療部内科部長を経て、ナラティブホーム構想の提唱者として、さまざまな支援のもと、医療法人社団ナラティブホームを平成21年4月に立ち上げ、平成22年4月1日に「ものがたり診療所」を砺波市でオープン。同診療所の所長を務める。
佐藤伸彦 著作物
ナラティブホームの物語-終末期医療をささえる地域包括ケアのしかけ
超高齢・多死社会を迎えたこの国で、人が安心して死ねる住まいをめざしたチームが富山県砺波市にある。家庭のような病院をめざした医師と、患者固有の物語に添ったケアを追求する看護師と介護福祉士たち。2010年開設以来、全国の熱い注目を集めるナラティブホームはどのように誕生し、日々運営されているのか。更にその診療、看取り、エンゼルメイク、葬儀、アルバム作りまで、医療者の実践の詳細を1冊にまとめた。
佐藤伸彦著(文藝春秋)¥ 1,944
2015年3月出版
患者との会話を記録し、葬儀の時に、アルバムとともに遺族に贈呈する病院がある。医師が葬儀に出席する理想の終末期病院の物語
佐藤伸彦著(医学書院)¥1,470
2008年4月出版